今月20日は土用丑の日。
丑の日といえば、例年だと”ウナギ”がスーパーで売り出されます。
・・・がしかし、今年は稚魚の不漁でウナギが食べれないかもしれないという事実が発覚。
そこで今回は、ニホンウナギが食べれない詳しい理由や減少理由を調査してみました。
夏場の暑い時期に欠かせない食材だけに消費者にとっても販売者にとっても大きな影響がでそうな感じです。
天然ウナギは期待できそうにないので、養殖や稚魚についても調べてみましょう。
早速調査開始です。
ニホンウナギが食べれないって本当?
近年、「魚やイカなど海の幸の不漁で、価格高騰」という
ニュースをたまに耳にしていたが、今回は”スタミナの王様”と呼ぶべき
(・・・と管理人が思っている)ウナギが食べれない可能性が出てきました。
市場に全く出ないというわけではないかと思われるのだが、
絶滅危惧種のニホンウナギの販売を辞めて、
その代わりに”ステーキ”や”ギョウザ”を売り出そうとしているとか・・・。
夏のスタミナ料理としては、欠かせない食材のウナギなだけに
希少価値が高くなり、価格高騰は免れない模様。
ウナギだけに限らず、不作や不漁によって商品が品薄ともなれば、
争奪戦や価格破壊が起こり、しかもテレビで報道されれば
消費者側も「われ先に・・・」と売り場での争奪戦が開始されますよね^^;
一体どうしてこういった状況になったのか、
減少理由が気になって調べたくなった管理人です。
減少理由を調査してみたら・・・
減少理由を調査してみたところ、次のような理由が考えられる。
・ニホンウナギの不漁が続いている。今年の原因は稚魚の「シラスウナギ」が減ったからではなく、日本沿岸を訪れる時期がずれ込んだためらしい。
(産経新聞より)
何だか複雑な話になりそうなのだが、
確かに過去2年間の池入れ量のピークは12~1月だったが、今期は3月と大きくずれ込んだ。国内で禁漁となる5月以降も、日本沿岸にかなりの稚魚が来遊していることが水産関係者から報告されているという。
(産経新聞より)
どうやら、育つ環境の変化が”稚魚の不漁”につながっている様ですね。
まあ、かば焼きでなくても回転寿司のウナギが食べれればちょっぴり幸せ気分に浸れる感じがしますが・・笑
養殖や稚魚について
更に詳細を追求してみたくなった管理人、養殖や稚魚について調べてみました。
元々ニホンウナギは、2014年に絶滅危惧種に指定され捕獲規制がかけられると、
その後完全養殖技術により人工飼育に切り替えられました。
天然ニホンウナギの”太郎と二郎”に関する悲しいエピソード記事を紹介したいと思います。
翌21年夏、飼育用プールの水温が急上昇する事故が発生。50度近くに達した高温のプールでウナギはほぼ全滅し、太郎と二郎の2匹だけが生き残った。事故はプールの水温を調節する職員が、ウナギを放置したままパチンコに行っていたために起きた悲劇だった。
その後、生き残った2匹は繁殖の機会もなく天寿を全うするのみの生活を送ることになった。
昨年には二郎がエサのミジンコをのどに詰まらせて死亡。最後の1匹になった太郎も29日午前1時26分ごろプールに浮かんでいるところを職員が見つけ、死亡を確認した。
(*注:2014年の記事ですが、ところどころ間違った年表示になっている気がします^^;)
この記事が推測すると、水温事故により天然ウナギでの繁殖ができなくなって絶滅危機に陥ってしまった模様ですね。
いわゆる「自業自得」って奴ですww
これを知ってしまった管理人、ちょいと悲しくなってしまいましたw
もうひとつ、悲しいお知らせがあります。
環境保護団体グリーンピース・ジャパンの調査によると、2017年に日本国内のスーパーで少なくとも計2.7トンのウナギのかば焼きが売れ残り、廃棄されたといい、商戦の行き過ぎを指摘する声もある。
(ヤフーニュースより)
あ~、もったいないことやってるから、バチ当たってるに違いない!
「不漁、不漁って、自分達で首絞めているのでは?」とも感じるのは管理人だけではないはず・・・。
[ad#co-1]まとめ
売る側は、「ウナギの蒲焼以外にもスタミナつくものあるよ~」とステーキやギョウザを売り出そうとしていますが、
所詮売り上げの事しか考えていないから、こういう事態になったに違いありません。
というか、人気食材に関して、最盛期の何か月も前から、予約・・予約・・予約・・・というパターンが定番化してしまっているのもどうか?とも思うのですが、もはや取返しのつかない状況になっているのかも知れません。
とは言え、たま~に無性にウナギの寿司が食べたくなる管理人なのでした 笑
それでは今回はここまで。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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